2大忘れ物落し物20181211

忘れ物と言えばまず挙げられるのは傘でしょう。そしてこの時期、手袋も忘れたり落としたりしがちです。
なんと私は本日どちらもなくして、どちらも見つけることができました。
出勤して間もなく、手袋が片方ないのに気づきました。いろいろ探したけれど見つからず、どこかに落としてしまったのかとがっかりしました。そして昼休み、ちょっと外出しようとしてかさがないのに気づきました。傘は、朝立ち寄ったお店にあるだろうと思い、行ってみたら無事見つかりました。手袋はどこで落としたのでしょうか。この時期北海道で手袋なしは厳しいと思います。だから鞄に手袋はもう1組いれています。朝は短時間だからと手袋をはめずに歩いていたのだった。通ってきた道を丁寧にたどり、きょろきょろしてみます。ガードレールや道端のポストなどの上に誰かが拾って置いてくれているのもよく見かけます。結局見つからずに職場まで戻ってきてしまいました。郵便受けを確認し、エレベーターに乗ろうとしたら、そこの消火器の上にあるではありませんか。朝エレベーターに乗るとき落としたのですね。やっぱり親切な人が拾って置いておいてくれました。ああよかった。

しかし一度に2個の落し物は多いですね。傘や手袋で済めばいいですが、もっと大事なものをなくすと困りますから気を付けましょう。年末は忘れ物が増えるらしいです。

学習とメガネ20181120

 ややステレオタイプな表現ではありますがメガネをかけたガリベン秀才というイメージがありますね、これってがりがり勉強すると目が悪くなってメガネをかけるようになったのだと思っている人が多いような気がしますがいかがでしょうか。
 がりがり勉強をしたからといってそうそう近視が進んだりはしないものです。近視はまず、眼の大きさで決まりますから、顔が親に似るのと同じく、眼の大きさも遺伝によるところが大きいと思います。そして小中学生は成長期ですから、眼球の大きさも成長するので近視が進みます。それが丁度一生懸命勉強する時期と重なるので、錯覚するのだと思います。
 ではなぜメガネと秀才のイメージが結びつくのか。これは私の感じていることですが、はっきり見えて視覚情報量が多いと脳が発達する、逆にぼんやりとしか見えていないと脳への刺激が少なく脳の発達が遅れる。つまりメガネで正しく矯正すると頭がよくなるということではないでしょうか。もちろん情報は視覚だけではないですが人は情報の9割を視覚から得ていると言われていますので、見えることは特に子供には重要だと思います。本を読むだけならメガネがなくても見えるかもしれません。でも自分が置かれている環境をよく観察するにはある程度遠くが見えないと難しいですね。子供にできればメガネをかけさせたくないと思っている親御さんが時々いらっしゃいますが、子供がかけたがらないならともかく、嫌がっていないなら、必要に応じてメガネを使わせてあげたらいいと思います、以前も投稿しました。

子供にとって一番大切な学習道具は”眼”20160809

お子さんの視力に気を配れるのは親だけなのです。

若いころはすごく目がいいと思っていた方へ20181119

 40歳位まで視力が良くてメガネをかけるなど想像もつかない人たちがいます。視力表の一番下まで見えてしまうような人たちです、そういう方たちは子供のころから眼科にかかる機会があまりないでしょうから、実際どの程度の割合かわかりませんが感覚としてはおそらく日本の人口の1割くらいはいるのではないでしょうか。そのような方たちの多くは軽い遠視だと思われます。近視がもともと遠くが見づらい眼であるのに対して、遠視はもともと近くが見づらい眼なのです。学校の視力検査は遠くの見え方しか測りませんから近視の子しか見つかりません。まあ、近くの見え方を測ったところで、子供のころは水晶体が柔軟で、ピント合わせできる幅が広いので軽い遠視なら近くもよく見えてしまいますから、みつけられることはないでしょう。(ちなみに強い遠視は3歳児検診までに見つかることになっています。このことは別の機会に)
 そうして目がいいと思ってずっと生活していた遠視の人は、40歳位になって視力の低下を自覚します。近くはもちろん、遠くの見え方も今までよりは落ちてくるのです。
 そのような方は、老眼だと思ってメガネ屋さんに老眼鏡を作りに行ったりします。近くを見るときだけメガネをかければいいのですが、遠近両用メガネをつくってしまってもなかなか満足できない場合があります。何しろ40年以上メガネなしで生きてきて今更メガネの生活にはなかなかなじめないものです。職業上などの理由があれば別ですが、遠くの見え方はあまり困らないので裸眼の方が楽だと思います。
 コンタクトレンズはどうでしょうか。遠近両用という選択はもちろんあります。けれど、まだピント合わせの力がある程度残っている40歳前後の遠視の方は、遠視用コンタクトレンズを使うことで遠くも近くも見やすくなると思います。老眼と遠視は似ているようで区別がつきにくいかもしれませんが、違うものです。遠近両用ではなく遠視用コンタクトを使う利点は、遠くの見え方に満足しやすい、金額が安いという2点です。メガネのかけ外しが煩わしい時はコンタクト、近くを見るときだけメガネをかけられるときは裸眼で、と使い分けをするのがお勧めです。
 眼科では簡単な検査で遠視の程度を測れますので、今までメガネを使ったことのない40代の方は、相談してみてはいかかでしょうか。

2018ハセツネ参戦20181010

体育の日と言えば昔は10月10日と決まっていましたが、最近は10月の第一月曜日は前日からハセツネカップが始まります。大人の運動会とも言われております。以前にレースに参加した模様を描いたことがあります。今年で5回目の参加です。

71.5kmを24時間以内にゴールする大会ですが、今年は暑さにやられました。歳のせいか暑さのせいか、例年は6か所くらいしか止まらないのですが、今年は10回以上止まって休憩しました。去年はスタートは暑くても夜は冷えてきたので調子が出ました(その代り霧がひどかったですが)。今年は夜もちょっと走ると汗だく。参加者みなさん暑さに苦しんでいました。持って出た水が足りなくなりリタイアする人もいたようです。給水は1か所のみで、水場が後半にしかないので、40キロまでに自分が必要な水を考えて用意しなければなりません。多すぎても重くてへたばりますからね。

タイムはベストだった去年より30分以上遅かったですが、順位は今までで1番よかった。でもいつまで出られるかな。女子ではかなり高齢な部類に入ってきてしまいましたから。

アニメ ピアノの森20180422

以前マンガのピアノの森について書きました。

ピアノ曲がたくさん出てきますが、あまり知らないですし、演奏についての描写が多く、全く想像するしかなく、聞いてみたいものだと思っていました。それがアニメでかなえられるのです。実は以前アニメ映画もできていたようで、そのときのピアノ担当は大御所のアシュケナージだったらしいです。今回TVアニメ24回シリーズということでピアノは各キャラクターに対してそれぞれふさわしい若手ピアニストが選ばれていて、登場人物になり切って演奏してくれるようです。つまりピアノ表現に力を入れた番組つくりになっているということですね。気づいた時にはもう2回分放送が終わっていて、今晩3回目が放送されるので、今回から録画して見逃さないようにしたいと思います。

視覚情報にだまされる20180415

ヒトは情報の90%以上を視覚から得ていると言われています。ランニングの時、目の前が上り坂だとどうでしょうか。頑張ろう!という気持ちになりますか?いやだなーと思いますか?どちらにしても、視覚情報から、この先が体にとってきついところだということを理解しての反応です。では、目の前に広がる景色が下り坂ならどうでしょう。下りの苦手な方もいるでしょうが、私は下りはがぜん元気が出ます。気持ちよく飛ばしていこうと思います。

今朝ジムで走っていました。トレッドミルは登りは作れても下りは作れません。TVでトレランの番組をやっていたので傾斜8%に設定して画面の選手と一緒に走っている気持ちでやってみました。山を走っているようで楽しいです。映像のコースは下りに転じます。するとどうでしょう。私はトレッドミルで登り傾斜で走っているのに、目の前の景色にだまされて、下っているような気分で快調に走れます。脳と体が視覚情報にだまされているのです。足の筋肉のフィードバックなど視覚情報の前には歯が立ちません。練習もせずにこんな走りを続けていればすぐにつぶれますが、練習をしているのに目の前に上り坂が見えるとめげてしまう私のために誰か、すべての景色が下りに見えるVRサングラスを発明してくれないかな?

開院20年20180404

平成10年4月4日に当院は開院いたしました。北3条西3丁目の北向き、向かいに西武百貨店がありました。今はどなたが入っているのでしょう?

平成12年4月に北2条西3丁目フコク生命ビルに移転し22年の7月まで居りました、今はビルが建て替えられてシタッテになりました。

平成22年7月から25年6月までは雪印パーラーのあったビルに移転。こちらも新しくなりますね。

平成25年7月から現在地で診療しております。

20年も続いているとは私も年を取るわけです。いつの間にかたどり着いた感じですけれどね。今後ともよろしくお願いいたします。

滑り止めで滑る20180403

札幌は春分の日に雪が降りましたが、その後すっかり融け、一部残っていた歩道上の雪もほとんど解けました。自転車の季節到来です。が、滑るんです、滑り止めのせいで。冬の間せっせと撒かれた滑り止めの砂が雪が融けても残っています。積もっていると言った方が良いところもあります。坂は雪が凍ると滑りますから、かなりたっぷり砂がたまっています。そこを自転車で下るとき、スピードがつくのですべると怖い。ハンドルを不用意に切ると滑ります。自転車にとってもっと厄介なのは、車道の路肩です。札幌の車道と歩道の間には、冬の間除雪された雪が積み上げられます。その中にはまかれた砂も混ざってくるわけです。冬の間歩行者も自動車も路肩部分は通りませんから、周辺から砂が集まってたまってきます。雪が融けても砂はとけません。自転車が走るのは基本車道の左端ですが、そこに砂が溜まっているので夏より右側を走ることになります。後ろから自動車が来ると怖いです。自動車の運転手も怖いでしょう。あまり砂が多い時はこの季節は歩道通行です。

今朝は坂道部分で砂を除去するお掃除がされていました。早く車道のお掃除もしていただけないかな?

そういえば春早々に自動車が多い国道を、自転車をウィーリー走行で一輪車のように走っているのを見てしまいました。春はちょっと変わった人があらわれやすいです。

忘れられた巨人、夜想曲集、浮世の画家、私を離さないで20180331

ノーベル賞作家の作品を読んでみました。翻訳されているので、文体がどれほど作家のものを表現しているのでしょうか。読みやすい文ではあります。あまり劇的ではないのですが、じわじわ引き込まれる感じ。なんだか回りくどいような表現ですこーしずつ気づかれないように変化していき、とうとう連れてこられたみたいな感覚になります。文学の批評はできませんので、つたない感想まで。

札幌交響楽団定期演奏会20180203

日本が世界に誇る金メダリストの活躍が連日報道されています。オリンピック前から、高木美帆さん一押しでしたが、期待通り活躍してくれました。

ところで、世界に誇る日本の作曲家、武満徹をご存知でしょうか。全曲武満の曲でプログラム構成された演奏会に行ってきました。武満は札幌交響楽団がお気に入りで、生前何度か曲の初演を行っています。いわゆる現代音楽でリズムも調性もあいまいですが、感情は伝わってきます。世界中で好まれている曲が多く、日本でももっとメジャーになってもいいと思います。