視覚情報にだまされる20180415

ヒトは情報の90%以上を視覚から得ていると言われています。ランニングの時、目の前が上り坂だとどうでしょうか。頑張ろう!という気持ちになりますか?いやだなーと思いますか?どちらにしても、視覚情報から、この先が体にとってきついところだということを理解しての反応です。では、目の前に広がる景色が下り坂ならどうでしょう。下りの苦手な方もいるでしょうが、私は下りはがぜん元気が出ます。気持ちよく飛ばしていこうと思います。

今朝ジムで走っていました。トレッドミルは登りは作れても下りは作れません。TVでトレランの番組をやっていたので傾斜8%に設定して画面の選手と一緒に走っている気持ちでやってみました。山を走っているようで楽しいです。映像のコースは下りに転じます。するとどうでしょう。私はトレッドミルで登り傾斜で走っているのに、目の前の景色にだまされて、下っているような気分で快調に走れます。脳と体が視覚情報にだまされているのです。足の筋肉のフィードバックなど視覚情報の前には歯が立ちません。練習もせずにこんな走りを続けていればすぐにつぶれますが、練習をしているのに目の前に上り坂が見えるとめげてしまう私のために誰か、すべての景色が下りに見えるVRサングラスを発明してくれないかな?

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