モーツァルト協奏曲連続演奏会20150715

アンサンブルグループ奏楽そらの演奏会に行きました。小編成の指揮者なしオーケストラとソリストによるコンサートです。モーツァルト協奏曲シリーズは7回目で、メンバーの皆さんも慣れたものですね。札幌でこのような音楽が楽しめるのは素晴らしいことだと思います。演奏者がいて、ファンがいてコンサートが開かれて会場をいっぱいにして、いい音楽を楽しむ。約500席がいっぱいでした。

若手の演奏家は、オーケストラをバックに協奏曲のソリストなんてそんなに経験できるものではないと思います。オーボエのソリストは、はじめ緊張しているのか音に伸びがないように感じました。第一楽章のカデンツァあたりで音がのびやかになってそのあとは素晴らしい演奏を聞かせてくれました。ピアノに比べると管楽器は精神状態がすぐ音に表れる気がします。演奏家は本当に度胸があるというか、覚悟がないとできない仕事だと思います。自分の精神状態をお客様にさらすのですからね。どんな仕事にしても、自分の精神状態で、仕事の出来が変わるようでは半人前ということかしら。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です