UTMB-TDSに出場するには①エントリー20150621

最近人気が出ているスポーツ、トレイルランニング、山道を走ります。その世界最高峰レース、UTMB(ウルトラトレイルドゥモンブラン)に、去年参加してきました。UTMBには距離の長い方から、PTL300km,UTMB168km,TDS119km,CCC101km,OCC53kmの5つのレースがあります。モンブランの周りを1周するUTMBと、半周のCCCは、かなりの日本人が出ていますが、私が出場したのはTDS、技術的には難しいレースといわれていますが、ラン歴3年半、トレラン歴2年4か月ほどで出場、完走することができました。どのようにして完走できたかを何回かに分けて書いていきたいと思います。

まずは大会に出るにはエントリーしなければなりません。今はほとんどの大会はインターネットでエントリーします。公式ホームページで選手登録をして,エントリー期間になったら申し込みをします。フランス語、英語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語に対応していますので予めルールとエントリー方法をよく読んでエントリーに備えます。定員を超えると抽選になりますので、グループで出たい場合は全員が当選か落選になる、グループエントリーをします。家族で一人がUTMB,二人がCCC、一人がOCCにグループエントリーしました。8月の開催でエントリーは1月です。抽選発表の2日前に大会事務局からメールが届き、落選の場合TDSに申し込みを移すことができるという案内がありました。果たして発表当日落選メールが届き、二人はすぐTDSへ鞍替え、OCCに申し込んでいた者は、実績ポイントが足りず、TDSに申し込むことができません。私はそんな厳しいレース出ても大丈夫かと6時間悩んだ末TDSに申し込みました。その直後鞍替えも閉め切られてしまいましたので、ぎりぎりセーフでした。

エントリーしてしまったので次はホテルと航空券をとります。日本からのパッケージツアーもあることにはありますが、ここはやっぱり自力で目的地まで行きましょう。日本語で世界中のホテルを予約できるサイトがありますから、ぱっと見てシャモニの会場に近そうでお手頃価格のところを抑えました。レースが水曜から木曜ですから、日曜チェックイン土曜アウト6泊7日、トリプルルームを取りました。飛行機は千歳からジュネーブまで。フィンエアか大韓航空が安く、時間がよいのがフィンエアの方で、油断したらもう取れなかったので、大韓航空にしました。KLM共同運航で、目的地につくのが日曜深夜になってしまいます。最後にジュネーブからシャモニのホテルまでの乗り合いタクシーを大会ホームページから予約して、これで、大会に出ることができます。

早々と足も確保して安心していたのに、3か月後に、航空券を取った旅行代理店から電話があり、日曜発の千歳から仁川行が運休になり、土曜発で仁川で1泊しなければならないと。何とか日曜発で行ける方法を探しましたが、結局見つからず、思いがけず長い旅行になることとなりました。

海外レースは、スタートラインに立つまでの手段も含めてゴールに向かって進んでいく感じですね。長距離レースは一つ一つの目標をクリアしていくことでゴールにたどり着くことができますよ。

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