ボレロ20170124

大好きな作曲家2人、19世紀から20世紀にかけて活躍したフランスの作曲家、モーリス・ラヴェルと、世界のサカモト、坂本龍一さん。

通勤途中、ミュージックプレイヤーでランダム再生していたら、『ボレロ』がかかりました。ラヴェルの超有名曲です。ppから始まり同じリズムとメロディを繰り返しながら少しずつクレシェンドしていきます。曲も終盤に差し掛かり盛り上がってきたころなんだかアレンジが違うことに気づきました。世界中でいろんな人がいろんなバージョンに編曲していますからオリジナルと違うものもあるのは不思議に思いませんでいたが、曲名を確認してびっくり。作曲坂本龍一『Bolerish』ボレリッシュ、ボレロ風の、ということで、ファムファタールという映画のために監督に強要されて作った曲でした。知っていたんだけれど聞き流していると、どちらもよく知っている私でさえだまされた、ボレロそっくりの曲。フランスのラヴェル財団からクレームが入ったという逸話つき。

ボレロはバレエの曲として作られましたが、のちの人が違う振付を作っていますね。フィギュアスケートのサラエボオリンピック、アイスダンスで満点を獲得した演技を生中継で見たときは感動で涙があふれました。

感情に訴えるすごい曲です。

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