自転車道交法BOOK 20161106

自転車で安全に走るためのガイドブックという副題付です。自転車はどこをどう走るのが法に則っていて安全なのか、道路交通法に従い、解説しています。また、厳密に守ると危険な場合の現実的に安全な方法や、尋ねるところによって違う答えが返ってくる場合など、グレーゾーンともいえる場合の対処の仕方など、正しく安全にそして自転車の地位向上について書かれた自転車乗りには大変有用な本です。著者の一人の疋田さんは自転車ツーキニストと名乗り、安全に自転車に乗れる社会つくりに力を尽くしている方です。それにはまず自転車乗りが安全に乗るためのルールを理解し守ること。歩道上を走る自転車が歩行者に危険を及ぼし、歩道から車道に出てくる自転車が自動車から危害を受けやすいのだから、自転車は車道の左端を走ることを徹底すれば事故は減らせる。すべての自転車乗り、そしてすべての道路利用者が同じルールを共有することこそ王道であると説いています。このことが早く一般常識になってほしいものです。

 

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