PMFバーンスタインレガシーコンサート20160728

ひさしぶりに若い音楽家たちのオーケストラを聴きに行きました。客層は若い男性が目立っていました。相対的に年配の観客が少なかったということでしょうか。音楽を勉強している風の若い男女や、どこかからわざわざ札幌までPMFを聴きに来たような人たちが目立ちました。私はいつも観客の客層が気になるのですが、その演奏会の特徴を表していて面白いです。

プログラムは、前半はバーンスタインが愛した曲、後半は作曲した曲でした。指揮者のダニエル・マツカワさんによると、バーンスタインの曲は若い音楽家達にとって大変難しいとのこと。確かに拍子はころころ変わったり、音程も不協和音があったりジャズの要素満載と油断できない感じです。でも緊張感あふれる若々しい演奏は素晴らしく、楽しかった。ソリストもなかなかの役者ぞろい。

札幌在住のヴァイオリニストでなぜか私の後輩?(音大に在籍していた事実はありません)の演奏する姿も見られて感激です。医学で病をいやし、音楽で心をいやす人になることでしょう。応援しています。

アンコールはぜひ聴きたかった、キャンディード序曲。なにしろ、高校に入学して吹奏楽部に入り、校歌の次に渡された楽譜がこれでしたから。15歳の私には衝撃的な曲でした。それ以来バーンスタインを尊敬しています。最後の曲のプレゼントをしっかりと受け取りました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です