遠近両用コンタクトレンズを試してみませんか20160426

使い捨てコンタクトレンズが世に出てから約30年、当時20代だったコンタクトユーザーは現在50代となり老視世代になりました。そこで各メーカーが力を入れているのが遠近両用コンタクトレンズです。近くの見づらさは40代から感じ始めますが、まだ遠近両用のありがたみを感じる方は少ないようです。しかし50代ともなると遠くと近くを一つのレンズで見るのは難しくなります。そのような方に遠近両用コンタクトを着けていただくと喜んでくださる方が多いのです。

今までコンタクトレンズを使ってきた方は、遠くが見づらくなってきたとおっしゃる方もいます。日常生活で不便がないよう少し弱めのレンズを使っていた方たちは近くが見えるので老眼の意識をあまりお持ちではありません。ですが言われるままに度数を強くすると遠くは見えるようになっても今度は近くが見づらくなり、大変不便です。そこで少し強めの遠近両用レンズを着けていただくと遠くも近くも見やすくなると思います。

2週間使えるソフトレンズを差し上げていろいろな場面で使っていただきます。検査室で見えると思ってもお仕事内容によって見えたい距離が違ったら最適な度数が変わります。十分実生活で試していただき、改善したい点をお聞きして再度度数を変えたレンズで試していただきます。2,3回試すと最適なレンズが見つかる場合が多いです。今までコンタクトレンズを使ったことがない方でもお試しいただけます。

なお、今までコンタクトレンズを使ったことのない、遠視のある方は、遠近両用でない遠視用のレンズを着けることで遠くも近くも見やすくなる方もいます。

見え方に不自由さを感じてきた50代の皆様、遠近両用コンタクトレンズを試してみませんか。

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