ちくまプリマー新書の幸井俊高さんの本です。中高生向けに書かれていてよみやすいです。漢方医学(日本伝統医学と言い換えられる)では病気の症状を直すのではなく、病気の原因になっている体質を整えることで体調をよくすることを目標としている、西洋医学とのアプローチの違いがあるということをわかりやすく解説しています。
現代の慢性病を起こす体質を大きく5つに分類しています。
A.ため込む体質
B.流れがよくない体質
C.足りない体質
D.  バランスが悪い体質
E.心身が不安定な体質
何かの不調で漢方薬を処方されたとき、その薬を飲んで別の今までずっと気になっていた症状がすっとなくなることがあります。薬が自分の状態にぴったり合った時体調が整えられていきます。漢方薬は体全体を見ているので、体調に合った薬で、体全体が調子よくなっていきます。

漢方の考え方に基づいた、健康な生活を送るためのコツも述べられていて、現代人が陥りやすい体調不良を起こす原因とそれを避ける方法も書かれています。慢性的な心身不調を感じている方には参考になる本だと思います。