アメリカの眼科学会が小児の眼の健康を守るためのヒントを紹介しました。新学期を前に子供の学習用具をそろえようとする保護者に対して向けたもので、ズバリ「子供にとって一番大切な学習道具は眼」教室で黒板の文字が見えなかったり、運動場でボールが見えなかったりするのは子供にとってストレスであり、つらいことだとして、4つのヒントを上げています。

1 乳幼児期に健康診断を受ける。視力の異常に早く気付けば治療のチャンスがある

2 家族歴を検査担当者に伝える。幼児期の異常は遺伝的要素を持つものもある。近視,遠視、乱視、斜視にはなるべく早く対処した方が良い。放置すると、視力や立体視に障害を残すかもしれない。

3 疾患の兆候に注意する。小児が眼精疲労を訴えたり頭痛を訴えるとき、眼を細めて物を見るときは眼疾患や視力低下の可能性がある。瞳孔が白またはグレー、片側の眼が外あるいは内による、両目の動きが同調しないなどの兆候がないか、保護者は注意深く観察する必要がある。

4 スポーツの際は眼の保護具を使用する。野球。ホッケー、バスケットなどでのけがは眼に深刻なダメージを残すことがある。

特に1,2は小学校に入るまでに対応をはじめないと治療に時間がかかってしまうことがあり、お子さんにも保護者にも負担がかかります。眼からの情報量は90%以上と言われていますから、特にいろいろな物事を吸収する小児期の視力は学習にとって大切ということになります。