競売人が明かす美とお金の物語という副題のついたフィリップフック著の本を読みました。著者はクリスティーズ、サザビーズといったオークション会社で絵画部門のスペシャリストとして長年働いていて、美術品の値段が決まる仕組みに精通しています。需要と供給の関係が成り立ち、芸術的にどうかということより、だれがいつ描いたかのほうが値段に影響します。それは買い手が安心してお金を出せるということ、すなわち、価値が下がりにくいということ。ほしがる人が多いかどうか、それはたとえばその絵を飾りたいと思う人が多いかどうか。応接間にそれとすぐ分かる美術品が飾ってあれば来客にアピールできる。ステイタスを示せる作品は当然値が上がるのです

それとすぐ分かる作品は、複製しか買えないだろうけれど、飾りたいと思う作品が見つかったら買ってみたいな。飾る場所が問題かな。